ブルージュのベギン会修道院

フランドル地方のベギン会修道院



ベルギーのフランドル地方にあるブリュージュの町は、ヨーロッパ有数の古い町で水の都として知られています。オランダやベルギーに残るベギン会修道院のうち、フランドル地方の計13件がまとめて世界遺産に登録されました。

ベギン会は北西ヨーロッパの自律的な女子修道会であり、その修道院は、一般には木々に囲まれた中に立てられていました。

また、生活や信仰に関わる建築物の他に、共同体で使われる作業場も含まれた複合的なものが中世から残されたものとなっています。ベギン会が中世の北西ヨーロッパで成立した女子のみの修道会という珍しい存在であること、そしてその修道院はベギン会の思想や文化を体現するものであること、また都市計画と建築文化がそれと重なり合う点から遺産登録に評価されました。

また、本来修道院とよばれるこの施設に生活したのは一般的な女性でした。戦争が絶えなかったフランドル地方にあって、夫を戦場に送り出した妻たちはペギン会修道院に集って女子だけで共同生活を行ったといわれています。

構成資産

ブルージュのベギン会修道院

photo credit: Vera Cattoor Begijnhof via photopin (license)

ブルージュのベギン会修道院は、1245年フランドル伯爵夫人によって創設されました。森の木々に囲まれた自然豊かな場所にあり、建物の白壁が映え大変美しいところです。しかし、一歩中に入ると空気は一変し、神の領域に入ったような印象を受け、また周囲をレンガの壁で囲まれた中庭なども相まって、外界と隔絶された印象を受けます。

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ルーヴェンのベギン会大修道院

photo credit: fvanrenterghem IMG_0630 via photopin (license)

ルーヴェンは、ベルギー北部にある都市です。街には、「フランドル地方のベギン会修道院」と「ベルギーとフランスの鐘楼群」の2つの世界遺産が存在しています。

ルーヴェンのベギン会大修道院は、13世紀初頭に建てられました。修道院というと建物が何棟か建っているものと想像しがちですが、ルーヴェンのベギン会大修道院には、修道院だけでなく、家や広場、敷地内には川も流れ、道はすべて石畳という、まさにひとつの街のような場所です。

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コルトレイクのベギン会修道院

photo credit: WordRidden Begijnhof via photopin (license)

コルトレイクのベギン会修道院は、13世紀前半に設立されました。ベギン会の修道院には、都市型、中庭型、都市型と中庭型を合わせた混合型と呼ばれる形態があり、コルトレイクのベギン会修道院は、集合住宅のような都市型で形成されています。白壁の家々が並び、石畳の道が美しい場所となっています。現在も40軒ほどの建物が残っていますが、ほとんどが17世紀に建てられたものばかりです。

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