古代都市エル・タヒン



古代都市エル・タヒン

古代都市エル・タヒンはメキシコ北部、ベラクルス州パパンテカ山塊の渓谷に残る古代遺跡からなる世界遺産です。エル・タヒンは古典期後期から後古典期前期まで繁栄したメソアメリカの祭祀センターだと考えられています。

エル・タヒンという名称は、タヒンと呼ばれる12人の老人がこの遺跡に住んでおり、彼らは雷雨の神であるという地元のトトナカ族の神話伝承に由来しています。
前述のように現在トトナカ人が近隣に住んでいるためトトナカ人の建てた都市とされてきたが最近の研究の成果に伴いマヤ族と遠い血縁関係のあるワステカ人によって建設されたものではないかという説が有力になりつつあります。

古代においてメキシコ湾岸ではトトナカ文明、ベラクルス古典期文化が発展しました。エル・タヒンには7つの球技場があり、メソアメリカでは球技が重要な儀式的要素をもっていたことを示していて、球技場の壁面に浮き彫りにされた生贄にされる球技者などの姿は、当時の先住民の生活ぶりを伝えています。

エル・タヒンの建築物を印象付けるピラミッド基壇は石灰岩で造られていますが、石材をつなぐ目地部分に使われたセメント、建物を保護するための排水設備などからは、先住民達が優れた建築技術や、正確な暦を持っていたことをうかがい知ることができ、これらの遺跡から発見される土偶や土器も、とても芸術的価値が高いと評価されています。

 

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