photo credit: IMG_0859_HDR via photopin (license)

エディンバラの旧市街と新市街



イギリス北東部、スコットランドの首都エディンバラ。歴史的建造物が立ち並ぶ旧市街と、均整のとれた新市街が織り成す美しい街並みが、世界遺産に登録されました。 主な歴史的建造物には、聖マーガレット教会、セント・ジャイルズ大聖堂、ホリールード宮殿、スコットランド国立美術館、エディンバラ大学などなど。切り立った岩山の上には、エディンバラのランドマーク、エディンバラ城がそびえます。 ここは争いの絶えなかった地域のため、旧市街は中世ヨーロッパ要塞都市の景観を残しています。一方、新市街は18世紀以降に発展した新古典主義の建物が並びます。その区画整理された街並みは非常に美しく、その後のヨーロッパの都市計画に影響を与え、「計画都市の最高傑作」と謳われるほどです。

エディンバラのランドマーク「エディンバラ城

エディンバラ城・世界遺産 エディンバラ城の起源は、7世紀にこの地を支配したノーサンブリア王国の、 エドウィン王が建てた城塞とされています。3億年以上前の、火山の噴火と地殻の隆起によってできたキャッスル・ロック(130m)と呼ばれる岩山の断崖絶壁は、 天然の要塞として絶好だったのです。

旧市街とロイヤル・マイル

世界遺産・エディンバラ旧市街 エディンバラ城はすぐれた要塞でしたが、宮殿としては居住性がよいとは言えませんでした。そこで15世紀末、城の東側にある平原に、新宮殿ホリルードハウス宮殿が建てられたのです。 エディンバラ城からその宮殿まで、王族が移動する際に使った1マイル(約 1・6km )の道は、その後、「ロイヤル・ マイル」と呼ばれるようになりました。 旧市街の中心を東西に延びるこの通りは、西からキャッスル・ヒル、ローンマーケット、ハイ・ストリート、キャノンゲートの4つの通りから成り、周辺には 16~17世紀に造られた建物が連なります。 ▲目次に戻る

ホリルードハウス宮殿

ホリルードハウス宮殿・エディンバラ・世界遺産 ロイヤル・マイルの東端に位置するホリルードハウス宮殿は、もとは1128年に造られた聖アウグスティヌス修道会の聖堂でした。1498年に国王ジェ ームズ4世が聖堂の来客用施設を公式の宮殿として改築しましたが、16世紀中頃にイ ングランド軍の焼き打ちに遭い、その後、 宮殿だけが再建されました。 16世紀後半にメアリ・スチュアートが数年暮らした間に、宗教改革者のジョ ン・ノックスがこの宮殿に招かれ、カト リックを信奉するメアリと論争を繰り広げたこともあります。その後、宮殿は17世紀半ばにも再度イングランド軍により破壊されましたが、1671年、国王チャールズ2世の命を受けた建築家ウィリアム・ ブルースの手で見事に再建され、現在に至っています。

 セント・ジャイルズ大聖堂

photo credit: IMG_3920 via photopin (license)

photo credit: IMG_3920 via photopin (license)

セント・ジャイルズ大聖堂は、ロイヤルマイルの中心に聳える王冠の形をした屋根が印象的なゴシック様式の教会の大聖堂。1120年に創建され、当時はカトリック教会でしたが1560年にスコットランド教会がローマ法王庁と関係を絶ってからはプロテスタント教会となりました。

▲目次に戻る

 スコットランド国立博物館

スコットランド国立博物館はロイヤルマイルの南にある、1998年に建てられた国立の博物館です。1985年にスコットランド国立考古学博物館と合併した際に、スコットランドの歴史や民族関連の収蔵物が数多く引き渡され、全て合わせると2万点もの収蔵品があるといわれています。

▲目次に戻る

ダイナミック・アース

1999年に設立されたダイナミック・アースは、地球の誕生から約45億年の歴史を時空探検するアミューズメント・パークです。エディンバラ旧市街にありますが、斬新な近代建築の建物が印象的です。

▲目次に戻る

リアル・メアリー・キングズ・クローズ

エディンバラ旧市街にある、ちょっとディープな観光スポット。古い歴史をもつエディンバラで、お化け屋敷とは違う恐怖体験をしてみたい方におすすめです。

▲目次に戻る

スコッチウイスキー・エクスペリエンス

スコッチウイスキー・エクスペリエンスとはロイヤル・マイルの南、チャンバー・ストーリー沿いのエディンバラ旧市街地にあるウイスキーの博物館。日本では世界5大ウイスキーのひとつに数えられるスコッチウイスキーの魅力を様々な角度から見ることができるスポットです。

▲目次に戻る

ボビーの像とグレイフライアーズ教会

グレイフライアーズ教会はエディンバラ旧市街地にあるスコットランド版の忠犬ハチ公ボビーの舞台となった教会です。飼い主を思うボビーの行動が、エディンバラ市民の感動を呼んだという実話が残っています。

▲目次に戻る

スコットランド国会議事堂

スコットランド国会議事堂はホリドール宮殿の向かいの旧市街にある近未来的な建物で知られる国会議事堂。1700年以降イングランドに統合されていましたが、1997年の住民投票で賛成過半数をとりスコットランド議会が設置されました。

▲目次に戻る

作家博物館

photo credit: Writer via photopin (license)

photo credit: Writer via photopin (license)

作家博物館はエディンバラ旧市街のノース・バンク・ストリートから細い道を入ったところにあるスコットランドを代表する3人の文豪たちを記念して開館された博物館です。1622年にウォルター・グレイ卿のために建てられましたが、その後持ち主が何人も変わりました。

▲目次に戻る

エディンバラ新市街

1707年、イングランドとスコット ランドは統合され、18世紀半ばには、ようやく平和の時代が訪れました。 エディンバラの人口も増加し、新しい街づくりが求められるようになったのです。 19世紀になると、古代ギリシアの建築様式が人気を呼び、プリンシズ通 りに、スコットランド王立アカデミーが建てられ、東側のカールトン・ヒルには神殿風のナショナル・モニュメントが造られました。このことから、この街は「北国のアテネ」とも呼ばれています。

プリンスィズ・ストリート・ガーデンズ

プリンスィズ・ストリート・ガーデンズ|エディンバラの旧市街と新市街
プリンスィズ・ストリート・ガーデンズはエディンバラ旧市街と18世紀建てられた新市街の間にある公園。デパートやショップが立ち並ぶプリンスィズ・ストリートの南側に広がるエディンバラ城の堀を埋め立てた綺麗な芝生の公園です。

▲目次に戻る

 スコット・モニュメント

スコット・モニュメント|エディンバラの旧市街と新市街 スコット・モニュメントとは、新市街地の目抜き通りのプリンスィズ・ストリートに建つビクトリアンゴシック様式の塔です。高層ビルのないエディンバラではひときわ目立ち威風堂々と建つ姿は、「世界でも有数の美しい都市」といわれる街に馴染み、魅力的な景観をより素敵に演出しています。

 カールトン・ヒル

photo credit: IMG_0859_HDR via photopin (license)

photo credit: IMG_0859_HDR via photopin (license)

カールトン・ヒルとはエディンバラ新市街の東に位置する、眺望豊かな小高い丘です。丘全体が公園となり、晴れた日にはエディンバラの新旧の街並みやフォース湾を望むことができる観光スポットのひとつです。

▲目次に戻る

国立スコットランド美術館

国立スコットランド美術館は1859年にエディンバラ初の国立美術館として開館した、スコットランドの絵画コレクション世界随一を誇る美術館です。1912年には隣接する王立スコットランド・アカデミーとともにウィリアム・トマス・オルドリーヴによって改築されています。

▲目次に戻る

ジョージアンハウス

ジョージアンハウスとはエディンバラ新市街の西、シャーロット広場の北側にあるタウンハウスのこと。人々が密集して住む旧市街の狭いアパートメントとは違い、新市街に住む人々は優雅な一戸建てに住んでいました。建築家ロバート・アダムが富裕層の住宅として設計した、正面がローマ風の建物です。

▲目次に戻る

スコティッシュ・ナショナル・ポートレイト・ギャラリー

スコティッシュ・ナショナル・ポートレイト・ギャラリー(スコットランド国立肖像画美術館)はクイーン通りに面した、エディンバラ新市街にある、赤レンガ造りの風格あるネオ・ゴシック様式の外観が魅力的な美術館。

▲目次に戻る

関連記事

 

この世界遺産をシェアする



 

あわせて行きたい世界遺産

キーワード

この世界遺産のレビューを書く
体験談・レビュー・価値ある情報などは記事内に移動することがございます。皆さまからの情報をお待ちしております。

メールアドレスが公開されることはありません。

こちらも読まれています。

他の世界遺産を名前から探す