エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡

エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡は、アルメニアにあるユネスコの世界遺産です。古いキリスト教の教会堂を対象とします。

エチミアジンの大聖堂と教会群

【世界遺産】エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡
“”Jerevan – Armenië“”by Rita Willaertis licensed underCC BY 2.0

エチミアジンの大聖堂はアルメニア使徒教会の総本山として知られる、アルメニア最古の大聖堂です。4世紀初頭に基礎部分が築かれ、その後何度も増築が繰り返されてきました。
アルメニア風の中央ドームや十字廊の建物からは、その歴史が感じられます。この聖堂の建築を機に、アルメニア高地に次々と珠玉の宗教建築が建てられるようになりました。

アルメニアの歴史

アルメニアは世界でも最も古い文化を持つ国のひとつで、301年には、歴史上初めてキリスト教を国教と定めています。東ローマ帝国とサーサーン朝に挟まれたアルメニア王国は、5世紀になると両国に分割されて滅ぶが、6世紀末には東ローマ帝国のあらゆる場所にアルメニア人のコミュニティが形成され、特に軍の要職はアルメニア人が占めるほどになりました。アルメニア人は東ローマ帝国内に社会的優位性を築き、ビザンティン建築においても、その発展に寄与することにります。

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡
アルメニア
登録区分 世界文化遺産
登録年

2000年

キーワード

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