ディヤルバクルの城塞とへヴセル庭園の文化的景観

ディヤルバクルの城塞とへヴセル庭園の文化的景観は2015年ドイツのボンで開催された第39回世界遺産委員会において新規登録が認められた中国の世界文化遺産です。

ディヤルバクルの城塞とへヴセル庭園の文化的景観は、肥沃な三日月地帯として知られるティグリス川上流盆地に位置し、ヘレニズムからローマ帝国、ササン朝、ビザンツ帝国、イスラム、オスマン帝国、そして現在に至るまでの長い期間、重要な拠点であった場所です。時代ごとに果たしてきた役割の大きさが評価されています。

古代にはアミダと呼ばれたディヤルバクルは、その5,000年の歴史の中で26の文明を生み出してきました。

古い町を三重に取り囲む黒い玄武岩のディヤルバクルの城壁は、長さ5.8km、16のやぐらと5つの門を持ち、銘刻と浅浮彫りで飾られ、中世の軍事建築の見事な代表作となっており、へヴセル庭園を含む様々な時代の63の資産で構成されています。この景観は、食料や水を供給するティグリス川流域とこの街とのつながりを象徴するものです。

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称ディヤルバクルの城塞とへヴセル庭園の文化的景観
トルコ
登録区分 世界文化遺産
登録年

2015年

キーワード

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