ローマ帝国の国境線 – ドナウ川のリーメス(西部分)
2021年に開催延期された第44回世界遺産委員会拡大会合において、オーストリア・ドイツ・スロバキアにまたがる「ローマ帝国の国境線 – ドナウ川のリーメス(西部分)」が世界文化遺産として登録されました。
リーメンスとは「ローマ帝国の国境線を示す防砦群」のことです。
この世界遺産は、ローマ帝国のドナウ川の国境のほぼ600kmにわたって広がっており、地中海を囲むローマ帝国の広大な国境の一部を形成しています。
ローマ帝国の国境線
ローマ帝国の国境線は以下の4件が世界遺産に登録されています。
- ローマ帝国の国境線(イギリス・ドイツ)
- ローマ帝国の国境線 – ドナウ川のリーメス(西部分)(オーストリア・スロバキア・ドイツ)
- ローマ帝国の国境線 – 低地ゲルマニアのリーメス(ドイツ・オランダ)
- ローマ帝国の国境線 – ダキア(ルーマニア)