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ソチミルコ



ソチミルコは、メキシコシティの中心部から南に約30km行ったところにあります。「メキシコシティ歴史地区とソチミルコ」として世界遺産に登録されました。

ソチミルコとは

ソチミルコとは、アステカの言葉であるナワトル語で「花畑のあるところ」を意味し、かつてメキシコシティが水上都市だった時代の名残が残る場所です。

アステカ帝国の首都テノチティトランとアステカ帝国の繁栄を支えたといわれるソチミルコは、広大な湖にチナンパ(浮き畑)という独特な農耕技術を用いてトウモロコシやカボチャなどさまざまな農作物が栽培されていました。

チナンパ(浮き畑)とは、アシなどで作ったいかだの上に、湖底の泥を積み上げて作った畑です。チナンパ(浮き畑)は、年月が経過すると木の根が湖底まで張り、チナンパ自体が安定し、養分が豊かな泥が培養土となりました。収穫高は、通常ののうちよりも多い優れた農法でした。

16世紀、アステカ帝国を征服したスペイン人も、ソチミルコの重要性を見抜き、この地に火を放ち攻撃したといわれています。スペインの征服後は、チナンパの多くが破壊されました。

photo credit: Verndedor via photopin (license)

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現在、ソチミルコでは、小規模ではありますがチナンパの技術が残っています。水の汚染によって野菜の栽培はできませんが、花の栽培に用いるチナンパがあります。休日には、花を飾った色とりどりのボートや売店を乗せた舟が行き交い、観光客だけでなく市民にとっても憩いの場となっています。

ソチミルコは、アステカ時代の風景が残る「アステカの生きた遺跡」と呼ばれ、当時を偲ばせる場所として世界遺産に登録されました。

メキシコの世界遺産 メキシコシティ歴史地区とソチミルコ

 

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