ヴァヴェル城

ポーランドの世界遺産「クラクフ歴史地区」にあるヴァヴェル城。クラクフという街の名前の起源はヴァヴェル城にあります。

その昔、ヴィスワ河畔の洞窟には獰猛な竜が住み、家畜や若い娘を襲って人々を不安に陥れていました。そこで靴職人の弟子クララは、タールと硫酸を染み込まれた羊を用意します。

その羊をのみこんだ竜は喉が渇いて川の水を飲み続け、ついに腹が破裂してしまったといいます。街はクララと名付けられました。

伝説の『竜の洞窟』はヴァヴェル城の西側、ヴィスワ川に面した城壁の下に残っています。

ヴァヴェル城の発展

11世紀に王の居城となったヴァヴェル城は歴代の王が増改築を行い、敷地内に王宮や大聖堂も造られました。ジグムント1世が建てた、金のドームが輝くジグムント礼拝堂は、アルプス以北でもっとも美しいルネサンス建築と言われています。

ジグムント1世はタペストリーの収集にも情熱を傾け、フランドルやアントワープの工房から数多くの作品を取り寄せました。その情熱はジグムント2 世に受け継がれ、集められたタペストリ ーは350枚を超えたといいます。

一時は国外へ持ち出されたものの、第二次世界大戦後 140枚が戻り、今も王宮博物館を飾っています。

1611年、首都はワルシャワに移さ れましたが、国王の戴冠式と葬儀は、スウェーデンに占領される1655年までヴァヴェル城で行われました。歴代の王41人が眠 るこの城は、今も変わらず古都のシンボルとして人々を魅了し続けています。

「ヴァヴェル城」のデータ

   
国名 ポーランド
世界遺産名クラクフ歴史地区
名称 ヴァヴェル城
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