ワット・マハータート
古都アユタヤ

ワット・マハータートはタイのアユタヤ県アユタヤ市にあり、世界遺産「古都アユタヤ」の構成資産のひとつです。マハータートは釈迦の遺骨や遺灰という意味で、昔はタイの各都市にワット・マハータートがありました。このアユタヤのものの他に、スコータイにも現存しています。

ワット・マハータートとは?

ワット・マハータートの建立に関しては、①1369年~1370年のラーメスアン王による、もしくは②1370年~1388年のボロムラーチャー1世による、2つの説がありはっきりしていませんが、1300年代後半には建設されていたようです。

建設当時は、境内に高さ50mで上部が黄金の仏塔があり、礼拝堂や仏堂があったそうです。しかし1767年のビルマ軍の侵攻により、壊滅的なダメージを受けてしまいました。そのため、現在はレンガの壁や建物の土台しか残っておらず、仏像の多くは頭部を失っています。

 

この場所を有名にしたものは、菩提樹の根に取り込まれてしまった石仏の頭です。ビルマ軍の攻撃により落ちた仏像の頭が放置されて、そのようになってしまいました。これを取り出すならば、木を切らなければならないそうです。

「ワット・マハータート」のデータ

国名 タイ
世界遺産名古都アユタヤ
名称ワット・マハータート

 

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