ヴィランドリー城
(シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷)
フランスの世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間の ロワール渓谷」に含まれ、アンドル・エ・ロワールにあるヴィランドリー城は、左右対称の造りが素晴らしい城です。
ヴィランドリー城とは
ヴィランドリー城は、16世紀フランソワ1世の財務大臣だったジャン・ル・ブルトンによって建設されました。その後、200年以上に亘りブルトン家が所有していましたが、18世紀になるとカステラーヌ家の手に渡ります。
その際、ヴィランドリー城の特徴である伝統的なフランス式庭園は取り壊され、イギリス式庭園へと改修されてしまいます。それを機に、ヴィランドリー城は徐々に荒廃の道を歩んでしまいます。
20世紀に入りスペインの医師カルヴァロが、ヴィランドリー城を買収し、改修作業が行われました。それに伴いルネサンス様式の庭園も復元され、かつての美しいヴィランドリー城が蘇ります。
ヴィランドリー城の庭園
ヴィランドリー城の最大の見どころは、美しい庭園群にあります。装飾庭園、水の庭園、菜園など異なるテーマで造園がなされています。
城内のテラスや主塔からは、これらの庭園を一望できます。また、ロワール川やその支流の川の景色も楽しむことができます。ヴィランドリー城を訪れたら絶対に外せない絶景スポットです。
「ヴィランドリー城」のデータ
国名 | フランス |
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世界遺産名 | シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷 |
名称 | ヴィランドリー城 |