ウマイヤド・モスク
(古都ダマスカス)
シリアの世界遺産「古都ダマスカス」にあるウマイヤド・モスクはイスラム教の4大聖地の1つに数えられており、世界中から巡礼者が訪れます。
古都ダマスカスの旧市街を東西に走る『まっすぐな道』は、新約聖書に登場することでも知られています。
ウマイヤド・モスクの歴史
ダマスカスが首都と定められると、イスラム教徒たちは、当初、古くから街の聖域であった場所に建つ聖ヨハネ聖堂の東半分を接収して礼拝を行っていました。
しかし、705年、時の指導者であるカリフ、アル・ワリード1世は、増加する信者のため聖堂をモスクに建て直そうと決意、聖堂には「破壊した者は狂人になる」という言い伝えがありましたが、カリ フは自ら聖堂の塔にのぼり叫びました。
「アッラーのために私が狂人になろう!」
そして、斧を振り下ろしたのです。そして10年後、 この聖堂の西半分を買収してウマイド・ モスクが完成したのです。
「ウマイヤド・モスク」のデータ
国名 | シリア |
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世界遺産名 | 古都ダマスカス |
名称 | ウマイヤド・モスク |