作家博物館
エディンバラの旧市街と新市街

作家博物館はエディンバラ旧市街のノース・バンク・ストリートから細い道を入ったところにあるスコットランドを代表する3人の文豪たちを記念して開館された博物館です。1622年にウォルター・グレイ卿のために建てられましたが、その後持ち主が何人も変わりました。その中にステアのエリザベス・タウガー伯爵夫人がいたため、別名レディ・ステアーズ・ハウス(Lady Stairs House)とも呼ばれています。

1895年に第5代ローズベリー伯爵が持ち主となり修復し、1907年に博物館としてエディンバラ市に寄贈されました。

歴史を感じる建物や内装

【世界遺産】作家博物館 | エディンバラの旧市街と新市街

photo credit: Writer via photopin (license)

建物の中は真っ赤な壁が印象的です。木の格子で作られた入口のドアや、木の手すり、シャンデリアなども情緒があり館内をより一層素敵に彩っています。所々に施された装飾もエレガントで魅力的です。1階にあるリビングダイニングとなっている広い部屋には大きな暖炉などが配され趣があります。

この家に入ると、階段や通路の天井が低かったり狭かったりとなぜか親しみを感じます。

『宝島』の作者スティーブンソン ファン必見

スコットランド出身の作家、ウォルター・スコットや、詩人ロバート・バーンズ、「ジキル博士とハイド氏」の作者、ロバート・ルイス・スティーブンソンの3人の遺稿や生前使用していた道具などの愛用品が展示されています。中でもスティーブンソンの遺品は数多く展示されています。入ってすぐには3人の彫刻も飾られています。

本を作成するときに使われた文字を打ち込む機械なども展示され当時の様子を垣間見ることができます。ウォルター・スコットの居間を再現した部屋にはテーブルがあり、彼が語った物語を書き留める助手の様子も展示され、かつて実際に使っていた機材や人形による展示は当時の様子を存分に感じ取ることができ面白い体験ができます。

まとめ

スコットランドの豊かな文化的背景に気軽に訪れることができるエディンバラの中でもスコットランド国立博物館に次ぐ人気の観光スポットです。「文学の都」エディンバラの観光らしく、エディンバラが生んだ文学者たちの記念館を訪れて、文学の世界にちょっと触れてみてはいかがでしょう。無料で入館できるのでロイヤル・マイル観光の際に、ぜひ立ち寄ってみてください。

ギャラリー

「作家博物館」のデータ

   
国名 イギリス
世界遺産名エディンバラの旧市街と新市街
名称作家博物館

 

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