サン・ジョアン国立劇場
(ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院)
サン・ジョアン国立劇場は、ポルト歴史地区・サン・ベント駅の近くにあります。
サン・ジョアン国立劇場とは
ポルト歴史地区中心部バターリャ広場にあるサン・ジョアン国立劇場は、1794年にイタリアの建築家ビセンテ(Vicente Mazzoneschi)指揮のもと、オペラハウスとして使用するために計画されたものでした。1796年から建設が始まり、1798年に完成しました。劇場の名前であるサン・ジョアン(聖ヨハネ)とは、ポルトガル王ジョアン6世の戴冠に敬意を表して命名されました。
1908年サン・ジョアン国立劇場は火災により焼失していまいます。しかし、1911年ポルトの建築家ホセ・マルケス・ダ・シルバの指揮のもと、再建プロジェクトが開始され、1918年に完成します。ホセ・マルケス・ダ・シルバが設計した新しい劇場は、ポルトで初めて塗装をしないコンクリートむきだしの外壁を採用した斬新なもので、ポルト市に新しい建築の風を吹き込んだものでした。
「サン・ジョアン国立劇場」のデータ
国名 | ポルトガル |
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世界遺産名 | ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院 |
名称 | サン・ジョアン国立劇場 |