スウェーデン門
(リガ歴史地区)
ラトビアのリガ歴史地区・旧市街の北側にあるスウェーデン門は、スウェーデン統治時代に街で最後に造られた門で、リガ歴史地区内に現存する唯一の城門です。
リガのスウェーデン門とは
リガ歴史地区・旧市街は、18世紀まで多くの塔と門を備えた城壁によって護られていました。1698年に建てられたスウェーデン門は、城壁と塁壁の間にあった建物の一部を改築したもので、「スウェーデン門」という名は、城門向かいにあった兵舎にいたスウェーデン人が頻繁に利用していたため、この名が付けられたと言われています。
実は、このスウェーデン門は、悲しい伝説が残っている事でも有名です。その昔、リガの娘たちは外国人と会うことを固く禁じられていたそうです。しかし、ひとりの娘がスウェーデン兵と恋に落ち、この門で会うようになりました。許されぬ恋をした娘は罰として、壁に埋め込まれたといいます。
そんな悲しい伝説があるスウェーデン門ですが、現代では、新婚カップルの聖地として有名です。スウェーデン門をくぐると幸せになると言われており、新婚カップルが立ち寄る名所となっています。
「スウェーデン門」のデータ
国名 | ラトビア |
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世界遺産名 | リガ歴史地区 |
名称 | スウェーデン門 |