マチュ・ピチュの大塔(太陽の神殿)
(マチュ・ピチュの歴史保護区)
大塔(太陽の神殿)は、ペルーのクスコ県にある世界遺産「マチュ・ピチュの歴史保護区」の中にあります。
大塔(太陽の神殿)とは?
大塔(太陽の神殿)は、曲線を石組みで表す高い技術を用いて造られています。直線的な石組みの建物が多い中で、非常に特徴があります。
窓が二つあり、東の窓は冬至の朝、南の窓は夏至の朝に太陽が正確に差し込むといわれています。そのため、暦に関する建築物だったのではないかとも考えられています。
太陽の神殿はインカ帝国時代には各地に建設されており、太陽信仰を司っていました。クスコにあった太陽の神殿「コリカンチャ」とマチュ・ピチュの大塔(太陽の神殿)は、その類似性が指摘されています。
下部にはミイラを安置する墓だったと考えられている洞窟があります。マチュ・ピチュ・の発見者ハイラム・ビンガムは王家の墓だと考えましたが、王家のものかどうかは不明です。
あの曲線の中をよく見てみたいものですが、内部に入ることはできません。周りから眺めて、曲線の石組みのすごさをぜひ確認してください!
「マチュ・ピチュの大塔(太陽の神殿)」のデータ
国名 | ペルー |
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世界遺産名 | マチュ・ピチュの歴史保護区 |
名称 | マチュ・ピチュの大塔(太陽の神殿) |