スコータイ歴史公園
(スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町)
スコータイ歴史公園はタイ北部スコータイ県にあり、スコータイ市内から西へ12㎞ほど行ったところにあるスコータイ王朝の遺跡です。シーサッチャナーライ歴史公園とカムペーンペット歴史公園と共に、「スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町」として世界遺産に登録されました。
スコータイ歴史公園とは?
スコータイ歴史公園は、東西1.8㎞、南北1.6㎞の城壁に囲まれたスコータイ旧市街と、城壁外の寺院などから形成されています。総面積は70㎢ほどあります。
スコータイ王朝はタイ族による最初の王朝といわれており、13世紀から1438年まで続きました。タイ仏教の黄金期でもあり、スコータイ様式というタイ独特の建築様式が考え出されました。これは、クメール様式とスリランカ様式を融合させたものです。
スコータイ歴史公園の主な遺跡
スコータイ歴史公園には、非常に多くの寺院などの遺跡があります。主だったものをご紹介します。
スコータイ歴史公園 城壁内
ワット・マハータート
スコータイ歴史公園内で最も重要な寺院といわれています。頂上に蓮の蕾のモチーフが彫られた仏塔や仏像があります。
ワット・サ・シー
「聖なる池の寺院」という意味の寺院です。スリランカ様式の釣り鐘型の仏塔が特徴です。
スコータイ歴史公園 城壁外
ワット・チャンローム
台座に32頭の象のモチーフが彫られた、釣り鐘型の仏塔があります。
ワット・シーチュム
高さ15m、幅11.3mの漆喰の大仏「アチャナ仏」が有名です。
ワット・プラパイ・ルアン
ワット・マハータートの次に重要とされていた寺院です。
ワット・サパーンヒン
本堂跡に高さ12.5mの「アンタロッド大仏」があります。200mほどの小高い丘の上です。
とても広い場所な上に遺跡の数も多いので、よく場所を確認して行くことをおすすめします。城壁内の遺跡は、曜日によってはライトアップも行われるので、チェックしてみてくださいね!
「スコータイ歴史公園」のデータ
国名 | タイ |
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世界遺産名 | スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町 |
名称 | スコータイ歴史公園 |