ストゥピニージ宮殿

トリノ中央駅から大通りを約10km行った所に悠々と建つ宮殿。豪壮なサヴォイア家の館で、狩りをするために造られました。現在は、サヴォイア家の美術品や家具調度品を展示する博物館となっています。

1997年、「サヴォイア王家の王宮群」の名称でイタリアの世界遺産に登録されました。

王宮よりも好まれたストゥピニージ宮殿とは

1563年にサヴォイアの首都がシャンベリからトリノへ移った時に、エマヌエーレ・フィリベルトが買い取ったものです。

ヴィットリオ・アメデーオ2世の時に、1729年から2年かけて建築家F.ユヴァッラによって狩猟の館として建てられました。背後には森が広がり、いかにも森の中にある宮殿といった雰囲気が漂っています。

典型的なピエモンテ・バロック様式で、中央から左右に広がる造りはフランス風で可愛らしくエレガントです。周りには馬小屋から犬舎、家来たちの住居などがありました。

ヴィットリオ・アメデーオ3世とその王妃は、この宮殿が大のお気に入りで、宮殿と庭園を増築しました。最終的には、3万1050㎡の敷地に137の部屋と17のギャラリーをもつ宮殿となりました。

中央の道には貴族の紋章を記した旗が立ち並び壮観です。両翼のように広がる建物の中央にあるドーム状の屋根には、狩猟の宮殿らしく鹿の像が装飾されています。

また内部は現在美術館や家具の博物館になっています。当時の領主サヴォイア家の繁栄と豪華な暮らしぶりを垣間見ることができます。

特に「中国の間」は有田焼のようなブルーの広間となり、東洋の風景や人物が描かれ独特の雰囲気を醸し出しています。それぞれの天井画と壮麗なシャンデリア状のロウソクたても見ものです。また、中央ドームの部屋の彫刻が見事で、張り出した多くの窓からは広大で美しい裏庭も見られます。

ストゥピニージ宮殿のまとめ

絢爛豪華な内部はとても豪壮な雰囲気に包まれています。展示品も見応えがあり、ちょっと遠いですが訪れる価値ありです。合わせて広大な庭を散策するのもおすすめです。

「ストゥピニージ宮殿」のデータ

   
国名 イタリア
世界遺産名サヴォイア王家の王宮群
名称 ストゥピニージ宮殿
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