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ストロガノフ宮殿

ロシアの「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」に含まれるストロガノフ宮殿は、建築家バルトロメオ・ラストレッリの設計によるロシア・バロック様式の建築で、1753年から1756年にかけて建造されました。ネフスキー大通り17番地、モイカ川の畔にあります。

ストロガノフ宮殿の歴史

ストロガノフとは帝政ロシアの有力貴族ストロガノフ家を意味します。16世紀から20世紀の帝政ロシアにおいて、大商人、企業家、実業家、大地主、政治家を輩出しました。ストロガノフ家は北海沿岸のポモールの豊かな農民、フョードル・リューキッチ・ストロガノフが始祖とされています。ストロガノフ家は製塩事業によって巨万の富を得、勢力を拡大しました。

1700年から1721年までの大北方戦争で、同家はピョートル1世(大帝)に巨額の財政資金を援助しました。この功績により、1722年にアレクサンドル、ニコライ、セルゲイの三人が男爵となります。その後伯爵になって、帝政ロシアの権門としての地位を確立し、一門の人々は官職に就くこととなりました。

ストロガノフ家の一族は芸術、文学、歴史、考古学などに関心が高く、膨大な蔵書、絵画、コイン、メダルのコレクションを収集しました。美術館として、ストロガノフ家の邸宅が割り当てられ、そのうち特に有名なものが、ストロガノフ宮殿でした。

1917年にロシア革命が起こると、ストロガノフ家は白軍に参加し、一族は国外に亡命します。ロシア国内の所有地は没収され、国有化されました。ストロガノフ宮殿は、現在、国立ロシア美術館の一部を構成しています。

代表的なロシア料理のひとつであるビーフストロガノフは、このストロガノフ家に由来しています。

「ストロガノフ宮殿」のデータ

   
国名 ロシア
世界遺産名サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群
名称 ストロガノフ宮殿
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