ストラホフ修道院
(プラハ歴史地区)
チェコの世界遺産「プラハ歴史地区」にあるストラホフ修道院は、ボヘミア最古のプレモンストラート会の修道院。
プラハが文化都市として発展し始めた1140年に着工されたストラホフ修道院は、たび重なる戦争や宗教改革の混乱で被害を受けながらも、徐々に規模を拡 大していきました。
ストラホフ修道院の図書館
17世紀には「神学の間」、 18世紀には「哲学の間」という2つの荘厳な図書館が完成し、その類まれな蔵書は質、量ともにボヘミア随一を誇りました。
800年を超す歴史のなかで集められた蔵書は13万冊に及び、その中心となるのは、約3000冊の写本、約2000 冊の初期木版活字本など、ヨーロッパ各地から集められた貴重な図書です。
ナポレオンがイタリアで略奪した美術品の目録や、その妻マリー・ルイーズからの寄贈本などユニークな蔵書も少なくありません。
ストラホフ修道院では『007カジノ・ロワイヤル』の撮影場所にも使われたことで有名です。
「ストラホフ修道院」のデータ
国名 | チェコ |
---|---|
世界遺産名 | プラハ歴史地区 |
名称 | ストラホフ修道院 |