ジェゼル王の階段ピラミッド



ジェゼル王の階段ピラミッドはエジプトのサッカラにあり、「メンフィスとその墓地遺跡」のひとつとして、ギザの三大ピラミッドスネフェル王の赤いピラミッド屈折ピラミッドと共に世界遺産に登録されています。

サッカラは古代エジプトにおいては埋葬地であり、ほかにも多くのピラミッドが建てられています。

ジェゼル王の階段ピラミッドの建造

ジェゼル王(別名:ネチェルイリケト)は、紀元前27世紀ごろのエジプト古王国第3王朝のファラオで、神官から宰相となったイムホテプに命じてこの階段ピラミッドを造らせました。ピラミッド建造の理由として、ナイル川渇水による飢饉をしずめるためだったとも伝わっています。

階段ピラミッドは、その名の通り階段状になっており、段数は6段あります。高さは62m、東西は125m、南北は109mあり、底面は長方形です。地下28mの所には地下室が掘ってあり、玄室や回廊が作られました。

イムホテプは、ピラミッドの周辺に葬祭殿や王宮、寝殿ピラミッドなどの建造物を同時に造りました。これらを合わせてピラミッド複合体と呼びます。

階段ピラミッドは、他の古代文明にも見ることができます。古代メソポタミアのジッグラトや、中南米のマヤ文明やアステカ文明における階段ピラミッドなどです。

 

真正ピラミッドが完成するまでを見てくると、この階段ピラミッドが原型であることがわかります。きっと、古代エジプトの人々は試行錯誤を重ねてピラミッドを進化させていったのでしょう。原型とはいっても、この壮大な規模にはただただ圧倒されるばかりです。

エジプトの世界遺産 メンフィスとその墓地遺跡 – ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯

 

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