聖アントニオ教会
マカオ歴史地区

聖アントニオ教会は中国のマカオ特別行政区にあり、世界遺産「マカオ歴史地区」を構成する建築のひとつで、マカオ三大古堂のひとつに数えられます。(他2つは聖ラザロ教会、聖ローレンス教会)。

聖アントニオ教会とは?

聖アントニオ教会は16世紀に建てられたマカオで最も古い教会で、イエズス会が最初に拠点とした場所です。初めは木造の教会でしたが、1638年に最初の石造りのものに建て替えられ、教会の庭に「1638」と刻まれた石の十字架が残っています。現在の建物は1930年に建てられたものです。

白い壁とクリーム色の天井は優しい雰囲気で、飾られた花々が美しい彩りを添えています。聖アントニオは結婚を司る聖人で、ここで結婚式を挙げる住民が多く、花がいつも飾られたので「花王堂」とも呼ばれました。

1874年に巨大台風がマカオを襲ったとき、教会は落雷で炎上しましたが、その炎が高台へと避難する人々を導き命を救ったという話が伝わっています。

 

今でも結婚式を挙げるカップルが多い人気の教会です。運がいいと式に遭遇するかもしれませんね。

ギャラリー

「聖アントニオ教会」のデータ

   
国名 中国
世界遺産名マカオ歴史地区
名称聖アントニオ教会

 

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