シーサッチャナーライ歴史公園
(スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町)
シーサッチャナーライ歴史公園はタイのスコータイ県シーサッチャナーライ郡にあり、世界遺産「スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町」を構成する場所のひとつです。シーサッチャナーライには「吉祥なる銀の出るところ」という意味があります。
シーサッチャナーライ歴史公園とは?
シーサッチャナーライは、スコータイより一回りほど小さい城壁と堀に囲まれています。ここにスコータイ王になる前のリタイ王が寺院などを多く建設しました。シーサッチャナーライは、歴代の副王が王となる前に統治する地でした。
シーサッチャナーライ歴史公園の主な寺院遺跡
ワット・チャンローム
13世紀ごろ建てられた寺院と言われ、スリランカ様式の釣り鐘型のチェディ(仏塔)を、象の台座が支えています。この様式はスコータイにも見られます。
ワット・プラシー・ラタナーマハータート
とても大規模な寺院跡で、スコータイ以前からあるとされています。プラーン(塔堂)が特徴で、立像のアタロット仏があります。
ワット・チェディ・チェットテーオ
ヒンズー教、大乗仏教など、様々な宗教の7つの仏塔で有名です。この他にも大小30余りの仏塔が境内に建てられています。
ワット・カオ・パノム・プルーン
高さ25mほどの丘の上に仏座像があります。礼拝堂跡や塔堂があり、頂上からはワット・プラシー・ラタナーマハータートのプラーン(塔堂)が見えます。
徒歩で回るには広い場所なので、レンタサイクルで行ってみるのがおすすめです。スコータイ歴史公園よりも規模が小さいですが、より遺跡らしい雰囲気を感じることができますよ。
「シーサッチャナーライ歴史公園」のデータ
国名 | タイ |
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世界遺産名 | スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町 |
名称 | シーサッチャナーライ歴史公園 |