セウェルス帝の凱旋門
レプティス・マグナの考古遺跡

リビアの首都トリポリから東へ約100kmの位置に、「レプティス・マグナの考古遺跡」はあります。レプティス・マグナは、紀元前9世紀、カルタゴを拠点としたフェニキア人によって築かれた港町です。当時は、レプティスと呼ばれ、カルタゴの衛星都市となり、大都市へと発展しました。

セウェルス帝の凱旋門

【世界遺産】セウェルス帝の凱旋門 | レプティス・マグナの考古遺跡

photo credit: _MG_8048 via photopin (license)

セウェルス帝の凱旋門は、198年レプティス・マグナ出身のローマ皇帝セプティミウス・セウェルス帝が東方パルティアとの戦いに勝利した記念に建立されました。四方に入り口を持つ四面門で、アーチを配したデザインは、北アフリカとオリエントの伝統建築の影響がみられる当時としてはとても斬新なものでした。

門には、セウェルス帝の栄光を讃える数々の浮き彫りで飾られており、セウェルス帝が息子であるカラカラとゲタとともに馬車に乗っている姿のフリーズ(現在、トリポリ博物館に収蔵)や勝利の女神ニケのレリーフなどがあります。

ギャラリー

「セウェルス帝の凱旋門」のデータ

国名 リビア
世界遺産名レプティス・マグナの考古遺跡
名称セウェルス帝の凱旋門

 

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