実はこんな一面も!?世界遺産にまつわる珍エピソード5選



シドニー・オペラハウス

シドニー・オペラハウス (1)シドニー・オペラハウスは人類において独創性と想像性に優れた建築物として2007年にユネスコ文化遺産に登録された20世紀を代表する近代建築物の一つです。

実はこのオペラハウスは当初の予定より予算も工期も大幅にオーバーしたことで知られています。工期については10年オーバーし、最終的な予算においては何と当初の14倍までに膨れ上がりました。悪天候や設計上の難航、建築途中で設計責任者が辞任するなど数々の災難に遭いながらも1973年に無事完成し今ではハーバーブリッチとともにシドニーを代表する観光地の1つとして人気を集めています。

シドニー・オペラハウス (2)2015年現在、世界遺産登録されている中ではシドニー・オペラハウスが建設された物の中で一番新しい世界遺産だということも知っておきたいところです。

シドニー・オペラハウス

バーンチエン遺跡

世界遺産・バーンチエン遺跡バーンチエン遺跡はタイの北東部に位置し、それまで知られている古代文明とは別の古代文明が栄えていたという証拠ではないかと言われ注目を集めている遺跡です。その歴史的な貴重さから1992年にユネスコ文化遺産に登録されました。

この遺跡に関して現地の住民は存在を認知していましたがそこから出土する土器等を生活の一部として利用するだけで遺跡自体に関心はさほどありませんでした。また当初発見した学者も価値が見いだせず発掘は思うように進みませんでした。そんな中遺跡の発掘に拍車をかけたのはある一人の少年が関わっています。

その少年の名は後にこの遺跡の発掘者になるアメリカの人類学研究者スティーブン・ヤングでした。スティーブンが最初に遺跡に出会ったのはタイに旅行に来ていた時です。遺跡の近くで木の根っこに足を取られ転けてしまったそうです。人類学に興味があったスティーブはその時に何気なく目の先にあった土器の破片に興味を抱きます。そして学者になりその時の遺跡を発掘したらそれがなんと未知の文明の可能性があるとして話題になりました。偶然から大きな功績を発見できた話は今でも同じ学者の間で知られていることだそうです。

様々な模様や装飾が施された土器はその美しさから多くの人を魅了しています。遺跡の近くには国立博物館もあり出土した土器が多数展示されています。未知の文明がどんなものだったのか思いを巡らせながら観賞すればより一層遺跡を楽しめるのではないでしょうか。

バーンチエン遺跡

自由の女神像

自由の女神像

自由の女神(正式名称:世界を照らす自由)はアメリカ合衆国独立記念100年を記念してフランスから寄贈され、1984年に歴史における象徴としてユネスコ文化遺産に登録されました。そんな自由の女神にはあまり知られていない数々のエピソードがあります。

まず最初に、建設当初の色が今の緑色ではなかったことです。この像の外装には銅板が使用されており当初は茶色をしていましたが年月が経つにつれて錆が進み今の緑色になりました。茶色の女神像も味があって良かったかもしれません。

次にこの女神の像は世界に3つ存在するということです。1つは勿論ニューヨークですが、もう2つはパリとブラジルにあり、この2つはニューヨークにある像の姉妹像で、試作品にあたるのがこの2つの像です。これの像を合わせて見るのも実に興味深いものがありますので是非挑戦してみてください。

最後に、自由の女神象の建設にあたって様々な著名人が資金集めに携わっていたことです。実はこの像に関してフランス政府から制作協力はなく、さらには資金提供さえもなかったと言われており、一般の市民が寄付金を集めて建設を進めていました。フランス・アメリカ市民双方から資金が寄付されその中には作曲家として有名なグノーやピュリッツァー賞で名を残している出版者のジョウゼフ・ピュリツァーがいました。また建築にはエッフェル塔で有名なギュスターブ・エッフェルも関わっています。

自由の女神像のあるリバティ島にはこれら関わった人物の中でも特に重要な5人の銅像が建てられています。この他にもまだまだ知らないようなエピソードが残っています。見に行った際にはこれらの背景を思いながら探索するのも一味違った味わいがあり面白いかもしれません。

自由の女神像

サグラダファミリア|アントニ・ガウディの作品群

スペインの世界遺産・サグラダファミリア数々の作品を残し建築家としても有名なアントニ・ガウディは自然界の美を取り入れた奇抜な建築物を建てたことで有名です。そのひとつが2005年にユネスコ文化遺産の一つとして登録されたスペインにあるサグラダ・ファミリアです。当初建設期間がとてつもなく長く、完成まで300年とも言われました。しかし近年の建築技術や工法などの進歩により半分まで工期が減少し、その完成予想はガウディの生誕100周年にあたる2026年頃になるだろうと言われています。

このサグラダ・ファミリアはガウディの建築に対する観念が惜しみなく盛り込まれています。そのひとつが内部や外部に施された細かい彫刻作品です。実はこの彫刻の多くはガウディが設計したものではないことをご存知でしょうか。では誰が設計しているのかというとそれは、このサグラダ・ファミリアを造っている石工師の方々です。ガウディは自身の建築物に自然体を取り入れることに特にこだわっておりその概念を石工師の方1人1人が忠実に守りながら建造しています。

サグラダファミリア・彫刻施されている彫刻も様々で架空の存在物もあれば亀や蛇、カメレオンなどの動物からバラなどの植物まで実に多種多様です。サグラダ・ファミリアに旅行の際はガウディの心情を感じながら動物の数を数えてみるなんていうのも良いかもしれません。

サグラダファミリア

アントニ・ガウディの作品群

アンコール・ワット|アンコールの遺跡群

アンコールの遺跡群 (1)アンコール遺跡はアンコール朝時代にヒンドゥー教の寺院として30年を超える歳月を費やし建設されました。自然的な風化やカンボジア内戦などで陣地にされるなどし著しい損傷を受けたが現在では各国が協力してその修復にあたっています。その歴史的な価値と貴重さから1992年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

アンコールの遺跡群 (2)実はこの遺跡には至るところに落書きがあるのをご存知でしょうか。その中には14箇所にも及ぶ日本人による落書きがあります。それが書かれたのは日本が鎖国する前の話で当時日本では仏教信仰のためその誕生の地であるインドの祇園精舎を目指す旅が行われていました。しかし当のインドに着く前にカンボジアの地でアンコールワットを見つけそこが祇園精舎だと勘違いしてしまい後の多くがそこに行き着きました。旅の目的は様々で無病息災や家内安全など落書きの内容は落書きというよりは願いが書かれているのがほとんどです。

現在は修復のためほとんどが消されてしまっていますが、一部においてはアンコールワットに対して重要な関わりがあるとされ保存されているものもあります。旅行に行った際にはそれらを見つけて当時の思いを読み取り、当時の日本人に対して思いをはせるのも良いかもしれません。

アンコール・ワット

アンコールの遺跡群

 

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