まるで天空のカーテン!圧巻の大瀑布 滝と世界遺産5選
エンジェル・フォール(ベネズエラ)
ベネズエラのカナイマ国立公園には、世界最高落差を誇るエンジェル・フォールの他、人類未到達の地があり、最後の秘境とも言われています。
落ちた滝の水はあまりの高さに途中で霧になり、落下した後に川を形成しません。動植物も独自の進化を遂げており、発見された約4000種のうち7割近くがこの地域の固有種になります。
ヴィクトリアの滝(ザンビア・ジンバブエ)
ヴィクトリアの滝は世界三大瀑布のうちで150mという最大の落差を誇ります。雨季と乾季の流水量の差が大きく、ピークを迎える4月には滝の付近で大量の水しぶきを見ることができます。
満月の夜にはその水しぶきに月光が反射し、虹が見えることがあります。
イグアスの滝(アルゼンチン・ブラジル)
イグアス国立公園にあるイグアスの滝は、ヴィクトリアの滝に次ぐ落差を持つ世界三大瀑布。公園内には「悪魔の喉笛」と称される滝を始めとして、主要な滝23ヵ所を含む大小350ヵ所以上にも及ぶ滝が存在します。
イグアスの滝の幅は4000m、最大落差は85mにもなり、水の流量においては世界一。国立公園内には2000を超す貴重な生態系が存在します。
現在も滝の先端は激しい浸食によって100年で30㎝という速度で後退し続けています。
ガイランゲルフィヨルド (ノルウェー)
ノルウェーの世界遺産「西ノルウェーフィヨルド群」には「ガイランゲルフィヨルド」と「ネーロイフィヨルド」というフィヨルドがあります。
ガイランゲルフィヨルドにある氷河地形のフィヨルドの姿もさることながら、それらの景観にさらにイントネーションをつけ加えているのが美しい滝の姿です。
「7姉妹の滝」と呼ばれるその向かいには「求婚者」という名の滝があります。言い伝えでは7姉妹に言い寄っている求婚者の姿だと言われています。
テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド(ニュージーランド)
「テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド」は1960年代に調査が始まったばかりの場所です。海岸部には氷河地形であるフィヨルドをはじめ、その他多くの自然景観が存在し、それらのほとんどが自然景観保護区として管理されています。
氷河時代から姿を変えていない固有種や、肉食としては珍しいカタツムリなども存在します。
凄すぎて言葉がない。
今すぐ行きたくなりました。