繊細かつ優美!!お城の世界遺産5選
ホーエンザルツブルク城(オーストリア)
オーストリアの世界遺産「ザルツブルク市街の歴史地区」に含まれているホーエンザルツブルク城は、ヨーロッパの中でも最も古い城の部類に入り、幾多の戦況の中で防御の要となりました。
城は年中見学することが可能で、毎年「国際サマーアカデミー」と呼ばれる集会が開かれ、世界中の芸術家がこの場所に集まります。
シャンボール城(フランス)
フランスの世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」に含まれているシャンボール城は、1547年に当時の国王であるフランソワ1世によって建てられた城です。
その設計の一部にはあのレオナルド・ダ・ヴィンチが関わっていたと言われています。左右の対称性が美しく、保存状態の良い城の一つです。
→「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間の ロワール渓谷」のページへ
マルボルクのドイツ騎士団の城(ポーランド)
ポーランドにあるマルボルクのドイツ騎士団の城は、全体的に茶褐色の色が特徴で美しい城ですが、戦争の最中に破壊され、その後市民の手によって修復されました。
一部の施設では未だ修復作業が続けられています。世界で一番敷地面積が大きい城として知られています。
ヴァルトブルク城(ドイツ)
ドイツのヴァルトブルク城は、宗教革命において有名なマルティン・ルターが身を隠し聖書の翻訳に勤しんでいた場所でもあります。
その際、自身のもとを訪れるキリスト教告発者に対しルターは悪魔と紛糾し、インクの入った瓶を投げつけたという話が残っており、実際に今でもそのインクが投げつけられた壁にその跡が残っています。
クロンボー城(デンマーク)
デンマークのクロンボー城は、経済の立て直しのために、目の前のエーレスンド海峡を通行する船舶に対して税を徴収するための拠点として建てられました。
城の地下には巨大な石像「ホルガー・ダンスク」が眠るように鎮座し、デンマーク国家の危機の際には目覚め、その窮地を救ってくれるという伝説があります。