ソミュール城
(シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷)
フランスのトゥールとアンジェのほぼ中間にあるソミュールには、世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間の ロワール渓谷」に含まれるソミュール城があります。
ソミュール城とは
ロワール川を見下ろす小高い丘に建つソミュール城は、11世紀末にアンジュー伯が創建した要塞が起源といわれています。その後、ルイ9世の所有となると城として改修されます。14世紀には、シャルル5世によって改修され、現在のような姿となりました。
しかし、16世紀以降ソミュール城は、歴史の変化とともに城としての役割も変化してきました。監獄や武器庫として使用されることもあり、建物は荒廃の一途を辿ります。そのような歴史を辿ったソミュール城ですが、1862年歴史的建造物に指定され、1906年には、市の所有となります。
現在、ソミュール城はヨーロッパでも随一といわれる馬具コレクションを所蔵する博物館となっています。館内には、馬や馬術に関する様々な品が展示、所蔵されており、馬の愛好家だけでなく、多くの人たちが楽しめる博物館となっています。
「ソミュール城」のデータ
国名 | フランス |
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世界遺産名 | シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷 |
名称 | ソミュール城 |