サン・マルコ大聖堂
(ヴェネツィアとその潟)
イタリアの世界遺産「ヴェネツィアとその潟」と言えばゴンドラと水路が有名ですが、サン・マルコ大聖堂(寺院)などの歴史的建造物も見ごたえがあります。
サン・マルコ広場に面し、隣接しているドゥカーレ宮殿に繋がっているヴェネツィアで最も有名な大聖堂、それがサン・マルコ大聖堂です。
サン・マルコ大聖堂とは?
長くビザンティン帝国の支配下にあったヴェネツィアは、9世紀前半に聖マルコの遺骸を得て国の守護聖人とし、独立を果たしました。
幾重にも連なるファザードのアーチ。極彩色のモザイクが施された半円形の壁画。
五つのドームは、巨大な僧帽のように見え、ドームの間に屹立するいくつもの尖塔には、聖人や天使の像があしらわれて、訪れる人を天空から見下ろします。
ビザンティン様式の現在の大聖堂は、1063年に改築が始まり、約400年後に完成しました。『キリスト教の旗の下に航海する東方の建物』と形容される威容は、9世紀~18世紀にかけて東方との交易で巨万の富を得たヴェネツィア共和国の歴史を今に伝えています。
「サン・マルコ大聖堂」のデータ
国名 | イタリア |
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世界遺産名 | ヴェネツィアとその潟 |
名称 | サン・マルコ大聖堂 |