サン・ルイ島



サン・ルイ島はシテ島と並んでパリの発祥地と呼ばれる、セーヌ川に浮かぶもうひとつの島です。観光客で賑わうシテ島とは違う、古くから貴族や著名人が邸宅を構える閑静な高級住宅街となっています。ゆっくり歩いても2時間ほどで周れる小さな島ですが、見どころがたくさん詰まった島です。

サン・ルイ島の歴史

シャルル・ル・ジョーヴ王よりパリ大司教に与えられた不毛のこの島は別名「ノートルダム島」と呼ばれていました。

14世紀後半にシャルル5世によって砦と深い堀が作られ、東西に二分されました。その堀が今ではプールティエ通りとなっています。14世紀から16世紀はこの島はパリ大聖堂の領域でした。

17世紀になると、ルイ13世は土地の権利を、プールティエ氏とル・ルグラティエ氏の経済支援と共にクリスフ・マリー氏に譲ることになり、2つに分かれた島が一つにされ、橋や堤防、テニス競技場などの建設が計画されました。しかし膨大な借金のため計画は中断。50人の有力地主で結成されたグルーブー氏の監督下に置かれ、島の開発が進み1726年にサン・ルイ島という名になりました。

17世紀は、シテ島にある裁判所の裁判官のあこがれの的でしたが、島内部は中流階級や職人たちが住む島でした。18世紀には上流階級の人々が住みはじめ、19世紀にはドゥー・ボン通りやシュリー橋の建設により島は画期的に変貌を遂げました。

サン=ルイ=アン=リル教会、ランベール邸、ロザン邸など建築家フランソワ・ル・ヴォーが手がけた建築物群も見られます。中でもとりわけ美しいのはヴェルサイユ宮殿を造営した、ル・ヴォーが建てた館です。

サン・ルイ島で大人気のジェラート屋さん

訪れた時は島の大人気ジェラート屋さんのBerthillon(ベルティヨン)によって舌鼓してみてはいかがでしょう。

フランスの世界遺産 パリのセーヌ河岸

 

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