マカオの大堂(カテドラル)
(マカオ歴史地区)
大堂(カテドラル)は中国のマカオ特別行政区にあり、世界遺産「マカオ歴史地区」を構成する建築のひとつです。大堂広場の正面に建てられています。
大堂(カテドラル)とは?
大堂(カテドラル)は、アジアの主教管区とて16世紀に建設されました。最初の物は土と藁でできた煉瓦造りだったそうですが、現在のものは1937年に建てられたものです。
中国語で「主教座堂」、ポルトガル語で「Sa Cathedral」といいます。Cathedralとは司教区を代表する大聖堂で、司教座を持つ教会にのみ用いられる呼称のこと。主教座堂という名とも合わせて、その名の通り司教を置くことが許された、非常に位の高い教会です。
大堂 ファサード
ファサード(建物の正面外観)は、飾り柱と2つの鐘楼が特徴的です。また、ヨーロッパの聖堂のような重厚な石造りの外観ですが、内部は淡い色合いでやわらかな雰囲気です。
大堂 内部
大堂内部では聖ラザロを祀っており、祭壇の下には16~17世紀の司教や聖人の遺骨が安置されているそうです。ステンドグラスには青色や水色が多く用いられ、とても爽やかな光を投げかけてきます。
賑やかなセナド広場から来ると、その静かさに驚くと思います。落ち着いた気持ちで、じっくりと内部を見学するのもいいですね。その後、正面の大堂広場も静かなので、休憩するのには良い場所ですよ。
「マカオの大堂(カテドラル)」のデータ
国名 | 中国 |
---|---|
世界遺産名 | マカオ歴史地区 |
名称 | マカオの大堂(カテドラル) |