リアルト橋
(ヴェネツィアとその潟)
リアルト橋はイタリアの「ヴェネツィアとその潟」を構成する遺産のひとつとして、世界遺産に登録されています。ヴェネツィアを流れる運河「カナル・グランデ」にかかる橋のひとつで、別名「白い巨象」とも呼ばれています。
リアルト橋建設まで
リアルト橋は、カナル・グランデにかかる4つの橋のうち最も有名で大きなものです。長さは48m、幅22mで、水面からの高さは7.5mあります。
この付近は海抜が高いため水害に遭うことが少なく、人々は自然とこの地に集まり都市を形成しました。リアルト橋は初期のころは木製の跳ね橋でしたが、耐久性の問題や火災などにより建て替えることになったそうです。
そして、16世紀にアントニオ・ダ・ポンテの案が採用され、石造りの橋として生まれ変わりました。橋の下を船が通ることを念頭に置いた設計で、アーチは単一の太鼓橋です。
現在は橋の上にアーケードが設けられ、欄干と手すりも設置されています。広い橋の上には商店があるほどです。
リアルト橋から眺めるカナル・グランデの眺めの素晴らしさが有名です。ぜひとも、昼間と夜と、どちらも見てみてくださいね。
「リアルト橋」のデータ
国名 | イタリア |
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世界遺産名 | ヴェネツィアとその潟 |
名称 | リアルト橋 |