メリダのローマ橋
(メリダの考古遺跡群)
グアディアナ川の上に架かる紀元前25年にメリダの街が建設された時に、同じく造られた全長792m、60個のアーチをもつ石造の橋。古代の橋の中では最長といわれ、アーチの数は62個もあったそうです。
メリダのローマ橋
花崗岩で作られた切石を規則的に配置した橋はとても美しく魅力的です。現在の形ができるまで何度も修復を繰り返し、最初は西ゴード時代から最後は19世紀まで繰り返されました。現在の歩行者専用の橋になったのは1993年のことです。
アルカサバ
ローマ橋を防御する要塞として、835年からモーロ人によって9世紀に築かれたアラブ風建築物のアルカサバも見もの。
イスラム教徒の支配者達をメリダ人の反乱から救うために造られた要塞です。長年の間、橋はローマにとって重要な軍事的建築物で、ローマ橋を手中に収める目的もありました。
今でも旧市街地と新市街地を結ぶ歩行者専用の橋として活躍しています。2,000年の歴史と風を体で感じながらゆっくりと橋を渡ってみませんか?
「メリダのローマ橋」のデータ
国名 | スペイン |
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世界遺産名 | メリダの考古遺跡群 |
名称 | メリダのローマ橋 |