ピサ大聖堂
(ピサのドゥオモ広場)



 

ピサ大聖堂はイタリアのトスカーナ州ピサにあり、「ピサのドゥオモ広場」の一部として世界遺産に登録されています。ドゥオモ広場にはピサの斜塔もあります。

ピサ大聖堂の歴史

11世紀にピサは自治都市として繁栄し、イスラム軍との「パレルモ沖海戦」において勝利を収めました。それを記念し、ピサの威容を示すために大聖堂を建てることにしたのです。

建設期間は2度に分かれており、1063~1118年、1261~1272年と実に長期間に及びました。建設には多くの芸術家と建築家が携わり、そのために多様な建築技術や装飾が用いられています。

ギリシア人のブスケットの設計により着工し、12世紀にはライナールドによってファサードが完成しました。大聖堂の周りには洗礼堂や鐘塔が建設され、これがドゥオモ広場を形成することになりました。

ピサ大聖堂の建築様式と装飾

建築様式

ピサ大聖堂|ピサのドゥオモ広場 (5)

ピサ大聖堂の建築様式はロマネスク様式とされ、代表的な建築ではありますが、随所にローマ時代やビザンティン文化を反映しています。当時のトスカーナ地方の聖堂のモデル的な建築となりました。

十字架形平面形の建物は、初期キリスト教会のバシリカ式で、5廊の身廊と3廊の側廊に対して、翼廊が直角に建てられています。交差部分にレンガと石でできた楕円形のドームがあります。

装飾

ファサードは色の異なる大理石のパネルで飾られており、大聖堂の外側の2階以上の部分には、白と黒の大理石で化粧張りが施されています。

身廊の両脇には宗教画や彫像が連なり、円陣のモザイクとフレスコ画は実に見事です。中央祭壇上部のフレスコ画「玉座のキリスト」は圧巻です。

 

天井が高く、列柱廊からうまく採光されていて、聖堂内の雰囲気はとても豪華で厳かです。大聖堂の中にある聖ラニエリの遺骸は、現在はガラスの棺に移されており見ることができます。日本語ガイドもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

イタリアの世界遺産 ピサのドゥオモ広場

 

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