ピサの洗礼堂
(ピサのドゥオモ広場)
ピサの斜塔やピサ大聖堂があるイタリアの世界遺産「ピサのドゥオモ広場」。この広場にある円筒形の建物がピサの洗礼堂です。大聖堂の西側に位置しています。
ピサの洗礼堂とは?
洗礼堂の直径は約35m、高さは54.85mあります。白大理石でできており、下部は列柱とアーチによるロマネスク様式、上部は尖塔を有するゴシック様式になっています。
1152年にディオティサルヴィの設計によって着工しましたが、完成までには約200年強を要しました。
13世紀にはニコラ・ピサーノとジョヴァンニ・ピサーノの親子によってゴシック様式が取り入れられ、14世紀半ばにほぼ現在の形が整ったそうです。
内部はシンプルで、中央に洗礼盤があり、奥に説教壇があります。
説教壇
設計の一部を手がけたニコラ・ピサーノによる説教壇。13世紀に作られました。ピサーノ親子はここのほとんどの彫刻を創作しています。
天井がとても高いので、音響効果が素晴らしいと有名です。1時間に2回、ガイドの方がデモンストレーションをしてくれるそうなので、それをぜひご覧になってみてください!
「ピサの洗礼堂」のデータ
国名 | イタリア |
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世界遺産名 | ピサのドゥオモ広場 |
名称 | ピサの洗礼堂 |