プチ・パレ(小宮殿)
(アヴィニョン歴史地区:教皇宮殿、大司教座の建造物群およびアヴィニョン橋)
プチ・パレ(小宮殿)はフランス南部のアヴィニョンにあり、「アヴィニョン歴史地区」の一部として世界遺産に登録されています。
プチ・パレ(小宮殿)とは?
プチ・パレはアヴィニョン教皇宮殿の隣にあり、14世紀に建設された司教館です。現在は美術館として使用されています。
内部は全部で19室あり、それぞれに美術品が収められています。1,2室には14世紀の彫刻とフレスコ画、3~16室には13~16世紀のイタリア絵画、17~19室には15~16世紀のアヴィニョン派の絵画が収められています。
14世紀のアヴィニョン捕囚によって教皇庁がここに置かれ、その装飾のためにイタリアの画家などが多く招かれ、その影響を受けてアヴィニョンの画家たちが生まれました。そのため、多くのイタリアの絵画や美術品が収蔵されています。
代表的な作品としては、初期ルネサンスを代表する画家ボッティチェリの「聖母子」や、クリヴェッリの「四聖人」などがあります。
規模はそれほど大きくありませんが、美術品は超一級です。ルネサンス期の絵画、特にボッティチェリのものは見逃せません!
「プチ・パレ(小宮殿)」のデータ
国名 | フランス |
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世界遺産名 | アヴィニョン歴史地区:教皇宮殿、大司教座の建造物群およびアヴィニョン橋 |
名称 | プチ・パレ(小宮殿) |