パサルガダエ庭園
(ペルシャ式庭園)
2011年にイランの世界文化遺産として登録された「ペルシャ式庭園」の9つの構成資産のひとつが、パサルガダエ庭園です。
パサルガダエ庭園とは
イラン・ファールス州にあるパサルガダエ庭園は、2004年に世界文化遺産に登録された「パサルガダエ」の庭園です。紀元前6世紀ハカーマニシュ朝時代に造営された庭園は、「ペルシャ式庭園」の中で最古の庭園といわれています。
パサルガダエ庭園は、ゾロアスター教の4つの元素である「水」「土」「空」「火」に分けられており、のちにペルシャ式庭園の基本となる様式「チャハルバーグ」となっています。
チャハルバーグは、4つの川と4つに分割された円が世界を意味しており、当時の人々が考えていた「エデンの楽園」を表しています。
「パサルガダエ庭園」のデータ
国名 | イラン |
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世界遺産名 | ペルシャ式庭園 |
名称 | パサルガダエ庭園 |