パルテノン神殿
(アテネのアクロポリス)



ギリシャの世界遺産「アテネのアクロポリス」の神殿群の中でも、圧倒的な存在感を放っているのがパルテノン神殿です。

紀元前438年に完成した神殿は、重厚なドーリア式で建築されていますが、神殿の一部には優雅なイオニア式も見ることができます。創建当時、内陣には、アテネの守護神である女神アテナ像が祀られていました。

パルテノン神殿で使われている技法

パルテノン神殿|アテネのアクロポリス (1)神殿の計46本ある円柱は、一見、垂直に見えますが、中央に膨らみを持たせるエンタシスという技法が用いられており、この技法により視覚的な安定感を生み出しています。

このエンタシスは、ギリシャから遠く離れた日本の法隆寺の金堂や五重塔の円柱にも見られます。

パルテノン神殿の衰退

長い間、アテネの繁栄を見守ってきたパルテノン神殿ですが、アテネの衰退とともに、幾多の運命を辿ることとなります。

アテネがビザンティン帝国に占領されるとキリスト教の聖堂となり、その後オスマン帝国の統治時代にはモスクへと改修されました。そして、1687年神殿は壊滅的な被害を受けます。当時、対峙していたヴェネチア軍の砲撃を受け、火薬の保管庫として使用されていた神殿は炎上し、一瞬で崩れ落ちてしまいました。

以前のパルテノン神殿のイメージ

現在の神殿は1834年に始まった修復作業によって再建されたものです。古代ギリシャ時代の神殿は、現在、我々が目にしているものとは違い、上部には赤と青の彩色がされており、絢爛豪華な神殿だったといわれています。

パルテノン神殿は、バチカンの世界遺産「サン・ピエトロ大聖堂」、日本の世界遺産「法隆寺」とあわせて、世界三大宗教空間に数えられます。

ギリシャの世界遺産 アテネのアクロポリス

 

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