photo credit: Concert Hall via photopin (license)

カタルーニャ音楽堂
(バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院)



カタルーニャ音楽堂は1905年~1908年にモデルニスモを代表する建築家の一人、リュイス・ドメネク・イ・モンタネールによって建設されたムデルニズマ様式(アール・ヌーヴォー)のコンサートホール。

地元の有名合唱団オルフェオ・カタラの本拠地として建てられた、彼の最高傑作と呼ばれるモデルニスモ建築物です。

カタルーニャ音楽堂 外観

優れた才能を持つ彫刻家や手工芸家たちと協力し装飾に重点を置いたのがモンタネールの特徴です。

建物正面の有名作曲家の胸像や、ミケル・ブライの彫刻によるモデルニスモ時代の象徴カタルーニャの守護聖人サン・ジョルディ像も素晴らしく、赤レンガに花模様のタイルで装飾された建物の威風堂々たる姿には圧倒します。

ドーム型のエントランス、その上にパイプ型の美しい柱が配されたバルコニー、上にはモザイク画がぎっしりという3層構造で、中ほどにある有名作曲家の彫刻の堂々たる姿も魅力的です。

カタルーニャ音楽堂 内部

大ホール

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photo credit: Sol y Cielo via photopin (license)

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カタルーニャ音楽堂最大の見どころ、内部の2階にある大ホールは、陽の光が降り注いで万華鏡のように美しく輝く大きな天井のステンドグラスが魅力的です。

太陽を表現したとされるステンドグラスは繊細かつ優美で周りに小さな陶器のバラがちりばめられエレガントな仕上がり。自然光を取り入れて輝くシャンデリアは、躍動感や生命力を表現しています。また、天井や壁を覆い尽くすタイルや彫刻など細部にまでこだわった装飾はため息ものです。

ステージ

ステージは決して大きくはありませんが、約2,200人を収容する客席から見る装飾は訪れる人の目を楽しませています。中央上部にあるパイプオルガンはステージの中でもひときわ華やかさを醸し出し魅力的です。

また、階段も美しく、ガウディのような曲線はありませんが、装飾の華やかさは圧巻。バルコニーの柱は全て模様が異なり、イスラム文化の影響を受けたアーチやモザイクが施されています。バルコニーからはホール内全体が見渡せ、丸いドームの客席からはどこからでもステージが見渡せるように造られています。

1階にはカフェがあり、こちらにはガイドツアーに参加しなくても入ることができます。入り口のガラス窓からすでにステンドグラスが配され、とてもラグジュアリーな雰囲気に包まれています。柱や天井には陶器のバラが施されています。テラス席もありますが中もかなり広いのでゆったり過ごせます。世界遺産でゆっくりランチやティータイムで雰囲気を味わってみてはいかがでしょう?

カタルーニャ音楽堂は1997年にサン・パウ病院と共に20世紀初頭のバルセロナにおけるアールヌーヴォー様式を伝えるものとして世界遺産登録されました(バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院)。

今日では毎年50万人が訪れるクラシックからジャズ、伝統音楽などを楽しむためのコンサートホールとして今でも活躍しています。日本人では坂本龍一氏がこちらでコンサートを開きました。モデルニスモの究極美と音楽が奏でる音色の美しさの融合は訪れる人をひきつけてやみません。

スペインの世界遺産 バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院

 

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