聖母大聖堂
(ブルージュ歴史地区)
聖母大聖堂は、ベルギーの世界遺産「ブルージュ歴史地区」の構成資産のひとつで、聖血礼拝堂とペギン会修道院の中間にあります。
聖母大聖堂とは
高さ122mのレンガの塔がひときわ目を引く聖母大聖堂は、13~15世紀にかけて建造され、その間、何度も改修がされたため、さまざまな建築様式が混在しています。
ブルゴーニュ公国時代には、シャルル公爵家の礼拝堂となり、公爵の娘であるマリーとハプスブルク家のマクシミリアンの結婚式も聖母大聖堂で行われました。
マリーは、ブルージュ市民から愛された女性でしたが、25歳という若さで事故により亡くなってしまいます。彼女の遺体は、聖母大聖堂の霊廟に安置され、隣には父であるシャルル公爵の霊廟もあります。
聖母子像
聖母大聖堂には、ミケランジェロ作の「聖母子像」があることでも有名です。
ミケランジェロの彫刻作品がイタリア国外に持ち出されるのは、非常に稀で、ブルージュを代表する宝といわれています。
また、この聖母子像は、2014年公開の「ミケランジェロ・プロジェクト」に登場する、聖母子像でもあります。
「聖母大聖堂」のデータ
国名 | ベルギー |
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世界遺産名 | ブルージュ歴史地区 |
名称 | 聖母大聖堂 |