日光東照宮



日光東照宮は栃木県日光市にあり、「日光の社寺」のひとつとして世界遺産に登録されました。

日光東照宮とは?

日光東照宮は、江戸幕府初代将軍・徳川家康を祀った神社で、その霊廟でもあります。彼は1616年に亡くなり、その後静岡県の久能山に葬られましたが、遺言により、1年後に日光に移されたのだそうです。現在の社殿は、1636年に3代将軍・徳川家光によって建替えられました。

境内の特徴として、日光の自然の地形を生かして参道や階段を作ったことが挙げられます。建物の彩色や彫刻は、当時最高の技術を持った職人たちの手によってなされました。「陽明門」や「三猿」、「眠り猫」は、観光客のお目当てとして有名です。

数多くの国宝級の建物や文化財が、日光東照宮の境内にはあります。

本殿・石の間及び拝殿(御本社)

ここは、日光東照宮の中では最も重要なところで、祭典が行われる場所です。権現造(ごんげんづくり)という神社建築様式で、後の霊廟や神社を建築する際のお手本となったそうです。本殿と拝殿を一体化し、その間に、一段低い石の間をがあり、エ字形をしています。

唐門・東西透塀(とうざいすきべい)

唐門

唐門は胡粉(ごふん)で塗られていて、古代中国の故事の彫刻が施されています。

東西透塀

photo credit: 251220126829 via photopin (license)

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その左右から伸びているのが東西透塀で、本殿・石の間及び拝殿を囲むようになっています。花狭間格子という、花模様の透かし彫りが入れられた格子がはめこまれています。

陽明門・東西回廊

日光東照宮を代表する建築物ともいわれます。いつまで見ていても飽きることがないので、「日暮の門(ひぐらしのもん)」とも呼ばれています。建物全体が彩色された彫刻で覆われており、実に荘厳な佇まいです。主に中国の故事や逸話、聖人・賢人たちをテーマにした彫刻、鳥獣の彫刻を見ることができます。

12本の柱のうち、1本が逆さまになっているのを見つけることができるはずです。これは、「魔除けの逆柱(さかさばしら)」といわれています。

陽明門の左右には、東西回廊が伸びています。外壁の花鳥の彫刻は、日本でも最大級のものだそうです。

神厩舎(しんきゅうしゃ)

神馬をつなぐ厩として建てられました。ここに、人間の一生を表しているといる猿の彫刻が八面あります。この中で「見ざる・言わざる・聞かざる」の動作をしている「三猿」が有名です。

奥宮

奥宮拝殿

photo credit: DSC06040 via photopin (license)

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日光東照宮の奥に位置するのが、家康の墓所がある奥宮です。ここの奥宮宝塔に、徳川家康の棺がおさめられているそうです。また、宝塔のそばには叶杉という樹齢600年ほどの杉の木があり、これに向かって祈ると願いが叶うと言われ、多くの人が拝む様子を見ることができます。

眠り猫

奥宮に向かう坂下門には、「眠り猫」が彫られています。江戸時代初期に活躍した職人・左甚五郎(ひだりじんごろう)の作といわれています。裏側には雀が彫られています。

本地堂(薬師堂)

ここの天井画は「鳴竜(なきりゅう)」と呼ばれ、竜の頭の下で手を叩くと、天井と共鳴し、竜の鳴き声のような余韻が聞こえます。1961年に焼失してしまい、現在のものは2代目となります。

 

眠り猫は、誰もが「小さい!」と思う大きさなので、見逃さないようにしてくださいね。奥宮まではけっこうな階段を登らなくてはなりませんが、家康公にお参りするためなら、頑張れる距離だと思います!

日本の世界遺産 日光の社寺

 

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