国会議事堂(連邦議会)
(ブラジリア)
国会議事堂(連邦議会)は、1987年ブラジルの世界文化遺産として登録された「ブラジリア」のランドマークのような存在です。
ブラジリアの特徴的な国会議事堂
飛行機のような形をしたブラジリアの操縦席の位置にあるのが国会議事堂です。建物正面にから見ると中央に28階建ての二つのビル(ツインタワー)があり、このビルには議会事務局が入っています。ビルを挟んで両サイドには、お椀のような形をした特徴的な2つの建物があります。この二つの建物は、ブラジル国民議会で、お椀の上向きのような建物が上院で、お椀を伏せたような建物が下院になります。
なぜ、このような形をしているのでしょうか?設計者であるオスカー・ニーマイヤーによると、上院は、保守的な性格であるため上に閉じた形をし、反対に下院は人々の声を聞き、新しいアイデアを出すべき議会であるため上に開いた形にしたということです。
国会議事堂は、観光ツアーで見学が可能です。館内には、上院博物館やブラジル遷都の際の資料、ブラジルを代表する芸術家の彫刻や絵画などが展示されており、見ごたえのある場所となっています。
「国会議事堂(連邦議会)」のデータ
国名 | ブラジル |
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世界遺産名 | ブラジリア |
名称 | 国会議事堂(連邦議会) |