革命博物館
(オールド・ハバナ(ハバナ旧市街)とその要塞群)
革命博物館は、オールド・ハバナの中心地にあり、正面の戦車が印象的な建物です。
革命博物館とは
革命博物館は、1920年に大統領官邸として建造され、第3代大統領マリオ・ガルシア・メノカルから第14、17代大統領フルヘンシオ・バティスタ・イ・サルディバルまでの大統領が官邸として使用していました。アーチと回廊が建物の周囲を囲むスパニッシュ・コロニアル様式の壮麗な建物は、まさに大統領官邸に相応しい造りとなっています。
革命博物館が、現在の役割を担うようになったのは、1959年のキューバ革命後のことになります。
館内には、キューバ革命に関する資料や写真、武器などが展示されており、また南前庭には、エルネスト・チェ・ゲバラやフィデル・カストロら革命軍が、フルヘンシオ・バティスタ・イ・サルディバル大統領が率いる政権を倒すためキューバに密航した際のヨット(グランマ号)が展示されています。
その他、革命時に使用した車や戦闘機なども展示されており、革命の様子を知ることができる貴重な場所となっています。
ギャラリー
「革命博物館」のデータ
国名 | キューバ |
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世界遺産名 | オールド・ハバナ(ハバナ旧市街)とその要塞群 |
名称 | 革命博物館 |