マッド・ボルケーノ
(イエローストーン国立公園)
アメリカの世界遺産「イエローストーン国立公園」のグランド・キャニオンとイエローストーン・レイクの間にマッド・ボルケーノと呼ばれるエリアがあります。
泥がまじって熱水が噴き出してくる熱水泉、マッドポットが集まっている地帯で、硫黄のにおいもきつく感じる場所です。ここでもトレイルが整備され、それらを見て回ることができます。
マッド・ボルケーノ
マッド・ボルケーノは約10メートルほどの大きさで、ボコボコと不気味な音を立てながら泥が噴き出しています。
ブラック・ドラゴンズ・カルデロン
泥の沼が広がっているように見えるブラック・ドラゴンズ・カルデロンは、1948年までその姿はなく、隣のサワー・レイクから熱水泉が移動してきたものと考えられています。発見当時は北の端にあった20メートルほどのクレーターが現在は60メートルほど南へ移動しています。
ドラゴンズ・マウス・スプリング
ドラゴンズ・マウス・スプリングは10メートルに満たない噴き出し孔ですが、中が空洞になっているため、ごうごうというすごい音と共に蒸気を噴き出します。そのために、以前は違う名前でしたが、このような名前に変わったそうです。
ヘイデン・バレー
マッド・ボルケーノのすぐ北にヘイデン・バレーと呼ばれる平原があります。ここも動物の姿が見られる場所として知られており、特にアメリカバイソンがよく見られます。時折道路を歩くバイソンに出会いますが、ここでは動物優先。ゆっくり通り過ぎるのを待ちましょう!
「マッド・ボルケーノ」のデータ
国名 | アメリカ |
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世界遺産名 | イエローストーン国立公園 |
名称 | マッド・ボルケーノ |