峨眉山
峨眉山と楽山大仏

峨眉山(がびさん)は、中国四川省峨眉市にあります。成都市から南に160kmのところです。「峨眉」とは、少女の眉のことで、山の形がそのように見えるため、峨眉山と呼ばれているそうです。楽山大仏とともに世界遺産に登録されています(峨眉山と楽山大仏)。

中国仏教の聖地として知られ、四大仏教名山のひとつです(五台山、九華山、普陀山、峨眉山)。普賢菩薩の山であり、山中には万年寺、報国寺、伏虎寺、華蔵寺など多数の寺院があります。

一番高い峰の万仏頂は標高は3099m。地上からの標高差があるため、気温差が激しく、様々な植物や動物が生息しています。中には貴重な種も数多くあるとのことです。植物は約3000種、動物は約2000種。仏教の聖地であるため、人の手が入ることなく守られており、生物にとっても聖地であるのではないでしょうか。

峨眉山には「峨眉十景」と呼ばれる有名な景観があり、多くの人々がそれを見ようと訪れます。中でも「金頂祥光」は有名で、日の出や雲海、山岳の気象現象による珍しい光が見られるそうです。

【世界遺産】峨眉山

photo credit: Snack Time via photopin (license)

ちなみに、峨眉山には多くのサルが生息していて、エサをねだってくるそうですが、割と手荒いようなので、あまり近づかない方が身のためかもしれません。

「峨眉山」のデータ

国名 中国
世界遺産名峨眉山と楽山大仏
名称峨眉山

 

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