マウント・アスパイアリング国立公園
(テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド)



マウント・アスパイアリング国立公園は、ニュージーランドの南島にある総面積3555k㎡の国立公園です。いくつもの山や氷河、渓谷、川や湖が織り成す優美な景色は見る人の心を奪います。

4つの国立公園から成る世界遺産「テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド」の構成要素の一つです。

冬の寒い日に標高の高い所に出来る雪田や雪が解けてしまった後のエメラルドグリーンに染まるプール、マウント・アスパイアリングの向こうに沈む夕日など見どころも多く、ニュージーランド南島固有種のケアなどの野生鳥獣なども多く生息しています。

公園内には様々なレベルのトレッキングコースがあり、2時間程度のものから、ヘリコプターを利用し氷河の上を歩く、夏には峠を越え谷から谷へと歩くコースもあり、季節によって移り替わるマウント・アスパイアリングを体感することができます。

ニュージーランドの魅力を詰め込んだ公園

この公園はサザンアルプスの分水嶺の両側に広がっています。

この山一帯に最初に訪れたのはマリオ族。山を越えてヒスイのとれる西海岸を往来していました。その後、農場開拓や金の採掘をしていたという歴史も持っています。

青い海と原生の森、氷河展望と変化にとんだ景色を満喫できます。標高が低いところはブナ林が広がり、固有種のローランドボンウッドも自生しています。渓谷沿いの苔むした樹林帯を抜け、森林限界を超えるとパワフルな急斜面にへばりつくような氷河が眼前に目の前に広がり、時折、氷河が崩れ落ちる轟音が鳴り響く壮大なアドベンチャーを楽しむことができます。夏から一瞬で冬になってしまうのも特徴です。

 

氷河期や大規模な地殻変動が繰り返されたことにより、岩層が地上に剥き出しになった地形が特徴的。荒々しい造形美により「ニュージーランドのマッターホルン」と呼ばれています。この景観はレッド・ヒルの斜面や縞模様の変成岩の山肌に見ることができます。

通年安全に歩行できる公園の中心部にある、マツキツキ・バレーでは、ロブ・ロイ氷河の雄大な景色を望める日帰りハイキングを楽しめます。

主なアクティビティには渓谷や山々のトレッキングをはじめ、公園の大きな河川でのジェットボート、ヘリスキー、登山など楽しみ方も豊富です。ヘリでミルフォード・サウンドを眺め、ジェットボートで川を下る体験はここならではです。

トレッキング・トラック

ホリフォード・トラック

公園最大の氷河の谷であるホリフォード谷からタスマン海へと至る、マーチンズ湾入り江のロッジに1泊するトレッキングコース。標高は低いですが植物が豊かで、ニュージーランド原産の巨木が太古の森を包んでいます。

ダーラン山脈の美しい姿を望め、多くの野鳥やオットセイの群れが生息する美しく雄大なタスマン海が広がります。また途中には、雄大な山々を望める吊り橋もあります。

ルートバーン・トラック

ウェストランド・タイ・ポウティニ国立公園の南に広がるフィヨルドランド国立公園から抜ける南島屈指の山岳展望が素晴らしいトラック。

ワカティプ湖の北端と国道94号線の間を、2つのロッジに泊まり3日間で35kmを歩くコースです。次々と移り変わるドラマティックな自然の景観と山岳展望は息を飲むほどです。

リース・ダート・トラック

リース渓谷とダート渓谷に沿って、公園の南端を一周する所要日数5日間のコースです。ダート氷河を含め道中には氷河、万年雪、渓谷美、高原植物、そして鬱蒼たるブナの森などを楽しむことができます。荒れた道や川を歩いて渡る、難易度が高くトレッキング経験者にもってこいのコースです。

まとめ

photo credit: Blue pools via photopin (license)

photo credit: Blue pools via photopin (license)

猛獣や蛇が一匹もいない独自の生態系を形成し、古代から原生植物の針葉樹や苔類などが生い茂り、日本では見られない景色が広がります。

ニュージーランドならではの美しい景観や固有種の植物や鳥などを見ながらゆっくりと自然遺産を楽しんでください。

ニュージーランドの世界遺産 テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド

 

この記事をシェアする



 

こちらもどうぞ!

レビューを書く
感想、体験談などございましたらお願いします!
体験談・レビュー・価値ある情報などは記事内に移動することがございます。皆さまの情報をお待ちしております。

メールアドレスが公開されることはありません。

▲一番上へ

世界遺産を名前から探す