ミッドウェイ・ガイザー・ベイスン
(イエローストーン国立公園)
ミッドウェイ・ガイザー・ベイスンは、イエローストーン国立公園の顔とも言えるグランド・プリズマティック・スプリングがある地域です。
ビスケット・ベイスンからさらに6キロほど北上したところにあります。ここではどうしてもグランド・プリズマティック・スプリングが目立ってしまいますが、他にも興味ある熱水泉(プール)やガイザー(間欠泉)があります。
グランド・プリズマティック・スプリング
グランド・プリズマティック・スプリングは全米でも最大の熱水泉で、直径は約113メートルもあります。これは世界で第3位の大きさ。温度は70度ほどで、常に熱いお湯が湧き出ています。
エクセルシオール・ガイザー
最長100メートル近くある大きなエクセルシオール・ガイザーは、かつて世界最大とも言われた間欠泉でした。
1880年代には90メートルを超える爆発的な噴出を見せていましたが、近年は噴出が見られなくなりました。
しかし、92度ほどの熱水が湧き出しており、もうもうとした水蒸気と共に水面が沸騰している様が見られます。
ターコイズ・プール
ターコイズ・プールは少し乳白色がかった青い色のプールです。温度は70度ほどで、特に目立った動きはありませんが、地下でエクセルシオール・ガイザーと繋がっていて、そちらが活発に活動しているときは、このプールの水位が下がってしまうそうです。
グランド・プリズマティック・スプリングともボードウォークのトレイルで繋がっていますので、一緒に見て回れます。天候や気温によっては、たちこめる水蒸気で見づらいこともありますが、地熱活動が感じられ印象深い場所です。
「ミッドウェイ・ガイザー・ベイスン」のデータ
国名 | アメリカ |
---|---|
世界遺産名 | イエローストーン国立公園 |
名称 | ミッドウェイ・ガイザー・ベイスン |