マージーサイド海洋博物館



マージーサイド海洋博物館は、イギリスが世界への玄関口として栄えた歴史を様々な視点から紹介する博物館です。海運業の歴史、奴隷貿易、税関の3つのパーツに分けて紹介されています。

また、有名な豪華客船「タイタニック」の船籍がリヴァプールに置かれていたことから展示されています。体験型の展示も楽しく、リヴァプールでも屈指の人気観光スポットとなっています。

マージーサイド海事博物館とは

photo credit: DSC_3077 via photopin (license)

photo credit: DSC_3077 via photopin (license)

文化エリアのアルバート・ドッグの真ん中に建つ海洋博物館。英国で最も重要な貿易都市として栄えた港の魅力的な展示は見逃せません。海に関する絵画や様々な船の模型など展示内容にも工夫があり歴史や船の愛好者には聖地のようなスポットです。

海運の歴史の展示について

展示内容は世界有数の港町として栄えたリヴァプール港の歴史にスポットを当てています。マージー川が果たした役割は英国にとってどれだけ重要だったかを知ることができます。ローマ時代から中世、産業革命とのつながりや18世紀の初めにスペイン継承戦争で大発展を遂げたことなどの紹介も魅力的です。

アメリカ、アフリカ大陸との三角貿易や、1830年のマンチェスターとの世界初の鉄道とのつながりも見逃せません。

20世紀初頭は、ヨーロッパ最大級の港町として栄えていたこと、第二次世界大戦で重要な役割を果たしたことなど歴史的背景を目の当たりにできます。

奴隷貿易の展示について

悪名高い奴隷貿易から、新しい地を夢見て旅立った何百万人の移民について分かりやすい説明がされています。国際奴隷博物館は世界でも唯一のもので、奴隷貿易という悲しい歴史を知る上でも重要な役目を果たしています。

アフリカの民族文化の紹介をして、「こういう文化のある人々を奴隷にしたことを覚えていよう」という反省の意味を込めた展示もされています。

また、英国からオーストラリア、カナダなどに子供たちだけで移民した歴史も学べます。

税関の展示について

国立税関博物館では、摘発された数々の密輸品や密輸の実態も説明され、貿易の闇の部分も見ることができます。

船の展示

1912年4月15日に沈没した豪華客船のタイタニック号や1915年5月7日の第二次世界大戦の時に、ドイツのUボートの攻撃を受けて沈没したイギリス船籍のルシタニア号に焦点を当てつつ、船について詳しく紹介されています。

タイタニック

ここのメインスポットはタイタニックの巨大模型。タイタニックのオーナー会社のホワイトスターライン社の本社がリヴァプールにあったので船尾には「Liverpool」と記されています。また、事故当時の新聞記事の展示や、タイタニックの船長エドワード・スミスさんの写真や最後まで演奏を続けた楽団の方たちの紹介なども展示され心に響くものがあります。

船の事故をリヴァプール側の視点から捉えた展示は、船長や乗組員の中にはリヴァプールの方も多くその時の悲劇的な光景を詳細にとらえることができます。

リヴァプールの船会社の展示

タイタニックを中心としながら、当時の大西洋航海における船会社の苦労や船の技術、内装など興味深い展示もされています。

豪華客船の客室を再現した空間もあり、コンパクトな洋服ダンスや洗面台などが展示され、狭い空間を有効活用していた様子も紹介されています。また、スターライン社が客船に採用したコープランド・スポードの1900年代のコバルトブルー&ゴールドというスープ皿の展示もとても魅力的です。

戦争に関する展示

第二次世界大戦で使われた潜水艦の通信兵の部屋や魚雷などの展示もされています。

まとめ

入場無料なので気軽に訪れることができ、港湾都市リヴァプールの雰囲気を掴みやすい展示がとても魅力的です。子供さんも楽しめるゲーム形式で学べる場所もあるので、1日ゆっくりと楽しめます。

リヴァプールの歴史に興味がある方はもちろん、タイタニックなど船好きの方にもぜひ訪れてほしいスポットです。

イギリスの世界遺産 海商都市リヴァプール

 

この記事をシェアする



 

こちらもどうぞ!

感想・コメント
感想、体験談などございましたらお願いします!
体験談・レビュー・価値ある情報などは記事内に移動することがございます。皆さまの情報をお待ちしております。

メールアドレスが公開されることはありません。

▲一番上へ

世界遺産を名前から探す