円形劇場
(メリダの考古遺跡群)



エストレマドゥーラ州の州都メリダはスペインでも最も古い街の一つで、重要とされる紀元前25年の古代ローマの遺跡が多く残り、1993年に「メリダの考古遺跡群」として世界遺産に登録されています。そのメリダの考古遺産群に含まれる、紀元前8世紀に建てられた市民最大の娯楽施設が円形劇場です。

メリダの円形劇場

収容人数1万4千人という壮大な建物で、剣闘士の戦いや戦車協議、模擬海戦などが行われ、剣闘士同士、猛獣同士、剣闘士対猛獣など生死をかけた血なまぐさい格闘が行われ、観客は命がけのショーの虜となりました。

常に暗殺や反乱を恐れた皇帝が民衆の人気を得ることで安全を保つための手段の一つとして円形劇場が使われたのです。

階段状になった円形闘技場は身分によって席が分けられ、人々に身分制度を意識させる役割を果たしたといわれています。トリブナルと呼ばれる特等席には皇帝や町の有力者が座り、座った権力者の指の合図で負けた剣闘士を生かすか否かが決まっていたのです。それによって全ての決定権を誰が握るかを民衆に知らしめる場でもありました。

歴史の背景を見学するのにも注目したいスポットです。

スペインの世界遺産 メリダの考古遺跡群

 

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