パオン寺院とムンドゥッ寺院
(ボロブドゥール寺院遺跡群)
インドネシアの世界遺産「ボロブドゥール寺院遺跡群」に含まれている、ボロブドゥール寺院・パオン寺院・ムンドゥッ寺院はほぼ東西に一直線上に並んでいて、この一帯はシャイレンドラ王朝(8世紀~9世紀)の特別な聖域であったと考えられています。
パオン寺院
パオン寺院は、ボロブドゥール寺院から東に約1.5km離れたところにあります。シャイレンドラ王朝(8世紀~9世紀)の時代に建立され、王廟と推定されています。高さ12メートルの石造の堂があり、壁に聖樹カルバタール、天女、半鳥人などの彫刻が施されています。現在は、堂内に何も残されていません。
ムンドゥッ寺院
ムンドゥッ寺院は、ボロブドゥール寺院から東に約3km離れたところにあります。ムンドゥッ寺院もパオン寺院と同時期に建立されました。
ムンドゥッ寺院 内部
堂内には、釈迦如来像と、左右に半跏倚坐の菩薩像が2体、合計3体の仏像が残されています。
「パオン寺院とムンドゥッ寺院」のデータ
国名 | インドネシア |
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世界遺産名 | ボロブドゥール寺院遺跡群 |
名称 | パオン寺院とムンドゥッ寺院 |