メギド
(聖書ゆかりの遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ)
「聖書ゆかりの遺丘群」として世界遺産に登録されているイスラエルのメギドは交通の要衝にあり、軍事的な戦略拠点として、戦火が絶えることがなかった土地です。
古代から多くの戦いが繰り返され、破壊された町の上に新しい町が建設されて丘(テル)のようになっているため、「テル・メギド」と呼ばれています。
聖書ゆかりの遺丘、メギド
メギドはカナン人の時代から、エジプト、イスラエル、アッシリア、ペルシャと支配され、25層もの都市遺跡が重なっています。
旧約聖書には「メギドの丘」の記述が11ヵ所あり、戦いの場として書かれています。新約聖書・ヨハネの黙示録に記されている「世界最終戦争の起きる場所・ハルマゲドン」は、メギドの丘を指すと言われています。
メギドの発掘調査は何度も行われていて、鉄器時代の地下灌漑施設やソロモン王の厩舎と考えられている建物、世界最古のキリスト教聖堂の跡などが発見されています。
「メギド」のデータ
国名 | イスラエル |
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世界遺産名 | 聖書ゆかりの遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ |
名称 | メギド |